コウモリ駆除naviコラム

コウモリの侵入経路はどこから?まさかのエアコン?!駆除方法も解説

あまり馴染みのない動物かもしれませんが、近年コウモリによる被害は沢山のご家庭で発生しているできごとです。
しかし、コウモリは小さい動物ですし、捕獲して殺処分することは法律により禁じられているので、他の害獣と同じような方法では駆除が難しいものの1つです。
ここからは、コウモリ駆除に必要な基礎知識と、その方法についてわかりやすくご紹介いたしますので、どうぞご覧ください。

コウモリの侵入経路

日本の住宅街で見られるコウモリは、アブラコウモリと呼ばれるコウモリがほとんどです。体長は5センチ程度のとても小さな害獣で、人間を襲うことはなく、主食は小さい昆虫などで、益獣とみなされることもあります。
しかし、この体の小ささが、住宅内への侵入を手助けしているともいえます。
コウモリの侵入経路になりやすいのは下記のような場所です。侵入経路は、コウモリ駆除にも予防にも役立つ情報ですので、覚えておいて損はしないでしょう。

▼住宅各所の通風口・換気口

住宅には、家屋の屋根裏や天井裏の空気を入れ換えて湿気対策を行うための換気口が設けられていますが、入り口に取り付けられた網などが外れたり破損したりして、コウモリが入るだけのスペースができている場合もあります。
換気扇のダクトなども、換気扇を長年作動させていないと、侵入経路や巣として用いられる危険があります。

▼エアコン用の配管スペース

壁にエアコン用のパイプを通すための穴を開けることがありますが、必要な大きさよりも余裕を持って穴あけすることが多いです。このときうまれた隙間を埋めておかないと、コウモリが室内に入り込むことがあります。

▼屋根の隙間

瓦屋根のような構造の屋根では、瓦同士の隙間からコウモリが潜り込むことが考えられます。防水シートを食い破って雨漏りが生じてしまう恐れもあり、屋根裏でコウモリ退治を行う際は、見逃せない侵入経路です。

コウモリ駆除の方法について

コウモリは鳥獣保護法で対象となっているため、毒餌や罠の使用はできません。
そこで、コウモリ駆除でよく取られる方法が、巣となっている場所からの追い出しと、その後の侵入防止です。

▼第一段階・コウモリの追い出し

一般的には、コウモリが嫌う臭いとされる成分を含んだスプレーやジェル、燻煙材などを用いて、コウモリを巣となっている場所から追い出す方法が取られます。

また、本来コウモリや夜行性なので、昼間に行うよりも夜間に行うほうが追い出しやすいといわれています。コウモリ駆除を行う際は時間帯も重要な要素となっています。

▼第二段階・コウモリの再侵入防止

コウモリを追い出したからといって安心してはいけません。いくら忌避剤を使ったとしても、効果が薄れればコウモリは再び舞い戻ってきます。
その前に、コウモリの侵入経路を把握しておき、追い出しが完了した時点でその経路を封鎖する必要があります。
換気口などは目の細かいパンチングメタルなどで封鎖し、細かい場所はパテなどを用いてきれいに埋めていきます。

▼第三段階・フンの掃除

屋根裏の退治が完了した時点で、フンを掃除しておくことも大切です。
コウモリは巣に居るときに大量のフンをします。1匹あたりの量は少なくても、群れになるとその量は急激に増加し、臭いや天井などの汚損、それらの汚物に誘われて害虫の発生が考えられます。

コウモリ駆除は業者に依頼

以上のように、コウモリの侵入経路や、それに対する駆除の方法をご紹介してきましたが、いずれも簡単そうに見えて様々な危険が伴います。

特にコウモリの再侵入防止作業は、屋根の上など高い場所での作業が多いので、落下すれば、骨折など大事故に繋がるかもしれません。

その上、屋根裏にはコウモリのフンが大量に蓄積しています。これらを吸引することでアレルギー性疾患の発症、人獣共通感染症などの危険もあります

コウモリ駆除を安全に行うには、コウモリ駆除業者に対応を一任することもご検討ください。

まとめ

日本にいるコウモリはアブラコウモリという小さなコウモリで、人間を襲うことはありません。
しかしその小さな体を活かして住宅周辺の様々な隙間から家の中に入り込んでくるので、大規模な群れが住みついてしまうことにつながっています。
これらのコウモリの駆除は、鳥獣保護法により、殺傷を伴わない方法で行うのが一般的です。
駆除の際には追い出してから再侵入を防止する方法が、被害の再発を防ぐことにもなります。
これらの対処を自分で行える人は少ないと思います。コウモリ駆除業者を上手く利用することで、コウモリの駆除を迅速に実行したいものです。

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