コウモリ駆除naviコラム

コウモリを駆除!玄関にコウモリが住み着いてしまった場合の対処法とは

コウモリを駆除!玄関にコウモリが住み着いてしまった場合の対処法とは

 

夏になるとよく見かけるコウモリ……。彼らは普段どんなところに住んでいるのだろうか?お住まいの近くでコウモリの気配を感じるかたは、注意したほうがよいかもしれません。コウモリは玄関に住み着いてしまうことがあります。

 

この記事では、すでにコウモリが玄関に住み着いてしまって悩んでいるかた、まだ被害にあっていないけど、コウモリ被害が気になる、というかたのために、コウモリ駆除に関するお役立ち情報をまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

コウモリは玄関を住みかにしやすい?特徴と生態を知ろう

夏に差しかかると、夕暮れの空を飛び回るコウモリ。みなさんは、あのコウモリが日ごろはどこに住んでいるかご存知でしょうか?ジャングルに住むコウモリは、洞窟に潜んでいるイメージがあると思います。では、私たちの身近にいるコウモリはどこに住み着くのでしょうか。

 

じつは、コウモリは家の玄関に住み着いてしまうことがあるのです。コウモリの特徴や生態、コウモリが玄関に住み着いてしまったときにどのような被害が出るのかをご説明していきます。

 

家に住み着くコウモリの特徴と生態

一般的に家に住み着くコウモリは「アブラコウモリ」と呼ばれる種のコウモリで、性格は非常におとなしく、人を襲うことはめったにありません。体長は6cm~7cm程で、体重は5g~10gです。

 

アジアを中心として世界的に広く分布しており、日本では本州と九州、琉球列島に生息しています。日が暮れ始めるとエサを求めて池や河の周辺を飛び回り、蚊や蛾を捕食します。冬眠前の秋に交尾をおこない、初夏に出産します。また、一回の出産で2匹~4匹の子を産みます。

 

家に住み着いたコウモリは初夏になると出産し、子育てを始めます。また、冬になると冬眠してしまうので、一度コウモリが家に定住してしまうとなかなか出ていかず、追い払うことも困難になってきます。

 

どんな被害が……?コウモリがもたらす悪影響とは

家にコウモリが住み着いてしまったら、私たちにさまざまな害を与えます。彼らがどのような被害を与えてくるかひとつずつご紹介していきます。

 

・騒音被害

超音波でコミュニケーションをとるイメージがあるコウモリですが、じつは鳴くこともあるのです。その鳴き声は「チーチー」とネズミのように甲高く、コウモリは夜行性であるため、鳴き声や羽音がうるさくて睡眠妨害をされるかもしれません。

 

・糞尿による被害

コウモリの排泄回数は非常に多く、玄関などに住み着かれてしまうと、すぐに玄関が糞尿まみれになってしまいます。また、コウモリの排泄物の臭いは強烈で、身体にたくさんの病原菌を保有しているので、糞尿を放置しておくと、私たちに健康被害が及ぶ可能性もあるのです。

 

 

コウモリの駆除をする前に知っておきたいこと

コウモリの駆除をする前に知っておきたいこと

 

コウモリが玄関など私たちの家屋に住み着いてしまうと、衛生面や健康面に大きなダメージを与えてきます。コウモリ被害にあっているかたは一刻も早くコウモリを駆除したいと思うかもしれませんが、むやみに駆除しようとすると大変なことになります。コウモリの駆除をおこなう前におさえておきたいことをご紹介していきます。

 

コウモリは法律で守られている!

じつは、コウモリは「鳥獣保護法」という法律に守られています。この法律に守られている動物を傷つけたり、殺してしまったりすると、法律違反で罰金を取られてしまいます。コウモリを駆除する際は、傷つけるのではなく「追い払う」ことを念頭に置いて作業にあたるようにしてください。

 

コウモリには駆除に最適な時期がある!

コウモリを駆除する時期で効果が変わってくるので、コウモリを追い払う際は時期選びが重要なポイントとなってきます。一般的にコウモリ駆除を駆除する時期は4月~6月の春か9月~10月の秋が最適だといわれています。

 

もし、初夏の子育て中にコウモリを追い払ったとしても、まだ飛べない子どものコウモリが家に残っているかもしれません。親を亡くした子コウモリはやがて餓死(がし)してしまいます。コウモリの死骸は腐敗して悪臭を放ち、さまざまな病原菌が発生してしまいます。

 

また、冬眠中のコウモリを追い払おうとしても、冬眠中は体力を温存しているため、なかなか家から出ていってはくれません。無理やり追い出そうとしたら、コウモリを傷つけてしまうかもしれません。

 

以上の理由から、初夏の子育て中や冬眠中にコウモリを駆除することはおすすめできません。子育て中や冬眠中でもコウモリを駆除したい、というかたは業者に頼むとよいでしょう。業者なら安全かつ確実にコウモリを追い払ってくれます。

 

コウモリは不衛生!防備をして駆除しよう

前述しましたが、コウモリは非常に不衛生な生き物です。素手でコウモリに触れてしまったり、目や顔にコウモリの糞尿が付いてしまったりしたら、大変なことになるかもしれません。コウモリを駆除する際には、衛生面に細心の注意を払い、手袋とマスク、ゴーグルの着用は絶対です。また、作業着など汚れてもよい服装で作業することをおすすめします。

 

 

コウモリを駆除するには?コウモリを玄関から追い出そう!

コウモリを駆除する際の注意点を十分に理解したら、次はいよいよコウモリを玄関から追い出しましょう。ここではコウモリを追い出すための便利なグッズや、追い出した後の対処についてご紹介していきます。

 

追い出すには「忌避剤」が効果的

コウモリを玄関から追い出すには「忌避剤」の使用が効果的です。この忌避剤とはコウモリの嫌いな臭いのする薬剤を巣に噴霧することによって、コウモリを追い払い、追い払った後も近づけさせない効果があります。

 

忌避剤にはスプレータイプと燻煙(くんえん)タイプがありどちらもホームセンターで購入することができます。一般的には、せまい部屋ではスプレータイプを使用し、広い部屋では燻煙タイプを使用します。また、コウモリの忌避剤は強烈な臭いがするので、使用の際は服や家具に臭いがうつらないように注意してください。

 

しっかり対策を!侵入口をふさぐ効果的な手段とは

コウモリを無事に追い払うことができても、ここで安心してはいけません。コウモリは一度追い払っても再び戻ってくることが多いのです。追い払った後は侵入経路を塞いで、徹底的な対策をしましょう。

 

コウモリは、排気口などのわずかな隙間からでも家屋に侵入してきます。家の隙間や排気口には金網をかぶせるか、ホームセンターで購入できるコーキング剤で隙間を埋めるのがよいでしょう。

 

忘れないで!駆除した後に必ずやるべきこと

コウモリを追い払い、侵入経路も塞いだ……。最後の仕上げはコウモリの糞尿の掃除です。コウモリの排泄物にはダニや病原菌がたくさんついているので、被害を防ぐためにもしっかりとおこなってください。まず排泄物を流してきれいにした後は、アルコール液で消毒していきます。次亜塩素ナトリウムを使用するとより高い除菌効果が期待できます。

 

玄関にコウモリが!困った場合はプロに相談を

玄関にコウモリが!困った場合はプロに相談を

 

コウモリによる被害が大きくて駆除に最適な時期を待っていられない、というかたや、どんなにコウモリを追い払ってもコウモリが戻ってきてしまう、というかたはひとりで悩まずにプロに依頼してみてはどうでしょうか?プロに相談することでさまざまなメリットが得られます。コウモリ駆除のプロなら、玄関をきっともとの状態に戻してくれます。

 

プロに相談をするメリットとは?

コウモリのことを熟知しているプロはコウモリを確実に駆除してくれます。また、駆除した後には、再びコウモリの被害を受けないための的確なアドバイスをくれます。糞尿により家屋が大きなダメージを受けていた場合は、修繕までおこなってくれることもあります。

 

予算はどのくらいかかるの?

業者や作業する場所によって費用は変わってくるのですが、コウモリ駆除の相場は20,000円~30,000円だといわれています。どうしても費用が気になるかたは、駆除を依頼する前に見積書を発行してもらうとよいでしょう。

 

安心できるプロに相談するには?

コウモリ駆除の業者といってもたくさんあり、初めてのかたはどの業者に依頼すればよいかわからないかもしれません。そんなときは、公式サイトや口コミを参考にするとよいでしょう。また複数の業者に見積りをとってもらい、さまざまな業者を比較することで、作業内容や費用の相場を把握することができるので、きっと自分に合った業者を見つけることができます。

 

 

まとめ

コウモリは、鳥獣保護法という法律によって守られています。もし、コウモリが玄関に住み着いてしまったら、傷つけないように追い払うようにしましょう。コウモリを追い払った後は、侵入経路を塞ぐことと、コウモリの住み着いていたところの除菌を必ずおこなうようにしてください。

 

追い払っても何度もコウモリが帰ってきてしまう場合や、自力での駆除に自信のないかたは、業者に依頼するのもひとつの手段です。業者選びに困ったときは、公式サイトや口コミを参考にしたりさまざまな業者を比較したりして、自分に合った業者を見つけましょう。

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