社会構造
コウモリと人間の共通点と聞いて、何か思い浮かびますか?鼻も耳も違いますし、何より、私たちには翼ありません。すぐにはパっと頭に浮かばないと思います。
お分かりだとは思いますが、コウモリと人間の共通点は見た目にはありません。実は、コウモリの社会構造に、共通点があったのです。
これは、ドイツにあるグライフスヴァルド大学の教授たちが5年間ほど追跡研究を行った結果、判明しました。約2万匹のコウモリを研究対象としました。コウモリは、安定した社会構造を持った動物なのです。
グループ行動
コウモリは、基本的にグループをいくつか作って行動します。さらにそのグループ間を行き来したりして、他のグループのコウモリと仲良くなります。
この関係はその後も継続します。こういったグループ間の行き来をすることを「分離融合」といい、この行動はチンパンジーや像、イルカなどの知能の高い哺乳類や、一部の肉食動物で見られる傾向だそうです。
この「分離融合」については、「動物の持つ社交性の進化」を理解するためには、非常に参考になるものとして役だっています。
個性バラバラな集団
グループに分かれることが少なくても、その群れを調べてみると非常におもしろいことがわかります。それは、その群れが、異なる血統と年齢、体長や、グループ内での地位全てバラバラなもの同士で構成させていたのです。
このような、様々なタイプのものが集まってひとつのグループを作るのは、人間社会と同じであると言えます。友好関係を気づいた者同士はその後も付き合いがあったり、と、コウモリの社会構造は人間と、極めて似ていると言えるでしょう。
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