ふんや尿によって建物を汚染したり、夜行性であるため、夜になると屋根裏などで騒音を立てたりするなど、人間の日常生活にさまざまな被害を与えるコウモリ。多くの方にとっては実態の掴めない生き物なのではないでしょうか。そのため、駆除の際にはどのような方法を採れば良いのか決められず、業者に依頼しようとしても料金の相場も分からないので、「詐欺や手抜き工事に遭ってしまうのではないか」と、どの駆除業者を選べば良いか迷っているというお悩みをお持ちの方も見受けられます。ここでは業者が行う施工方法から、良い業者の施工ポイントについてご説明いたします。
業者による駆除手順と確認ポイント
お客様に安心してご依頼いただくために、業者によるコウモリ駆除はきちんと手順を踏んで行なわれます。その手順を事前に知っておくことで依頼前に確認すべきポイントが分かり、信頼できる業者かどうかについても把握することが可能になります。口コミによる評判や紹介などを利用することもひとつの方法ですが、それらと併せて、ご自身の基準となるポイントを理解しておくことも業者選定の際には大切なことになるでしょう。
コウモリ駆除にはアフターケアが不可欠!

コウモリの侵入が可能である穴は、一般のお住まいでは平均約30箇所あると言われています。例え業者によるコウモリ駆除でその全ての穴を塞いだとしても、建物の経年劣化により新たに穴が開いてしまう場合があるので、駆除後の保証をする、アフターケアやフォローは必要不可欠なものになります。 業者によってその詳細は異なりますが、定期点検や維持管理を行なったり、再発の場合の駆除対応を行なったりするなどさまざまな内容のものがありますので、コウモリ駆除のヘルプとなってくれるようなご自身のご希望に合う業者を探すようにしましょう。
コウモリ駆除を業者に依頼するべき理由とは
コウモリ駆除のための忌避剤や撃退器は市販されており、どなたでも購入することは可能です。そのため、コウモリ駆除のプロではない、素人の方でも駆除出来ると思われるかもしれませんが、知識や経験がない場合は失敗することも多く、コウモリ駆除はコウモリ駆除のプロへの依頼が最善の方法であるといえるでしょう。
侵入経路の特定が困難

一般の方であっても、ふんや尿などを手がかりとしてコウモリの生息場所を予測することは可能ですが、コウモリは自身の体より小さい1 ~ 2cm ほどの僅かな隙間からでも侵入出来るため、思いもよらない場所が侵入口となっている場合があります。しかしながら、コウモリ駆除の熟練技術者や業者、これまで培ってきた事例による経験と実績から見つけにくい場所であっても特定が可能です。必ずしも資格を有している必要はありませんが、「防除作業監督者」という資格もその目安となります。
衛生面・安全面での懸念

前述したとおり、コウモリは病原菌を媒介し、さまざまな雑菌を保有しているため、生息箇所での駆除施工を行なうためには、確実な消毒作業を行なうことが必ず必要です。また、屋根裏など建物の高所での作業が多くなるので、駆除には危険も伴います。このように、衛生面や安全面についても万全の対策を採るためには、やはり業者利用が良い方法になります。
再発防止

コウモリ駆除は基本的に生きたまま巣から追い出すという方法を採用しているためにご自身での駆除では適切な方法でないことも多いことから、再発の可能性が高くなってしまいます。業者による駆除方法は、そのような再発も十分に計算したうえで行なうので、再発率は業者利用のほうが低くなるということがいえます。
まとめ
コウモリは繁殖力が高いため、その被害を発見したら至急駆除作業を行なうことが非常に大切です。駆除業者であれば、調査から実際の駆除作業までスムーズに行なうため、その解決もスピーディーなものになります。コウモリにお悩みの方はぜひご相談ください。