コウモリ駆除naviコラム

コウモリの目は見えているの?コウモリの特徴を知って駆除に活かそう

 

夜になると、パタパタと飛び回り活動を始めるコウモリ。ホラー映画などにも登場していることが多く、なんだか不気味な印象がありますよね……。コウモリを実際、まじまじと見たことがある方は少ないと思いますが、よく見るとコウモリは小さな手と指があり、意外とかわいらしい顔をしていて、丸い目をしているのです。でも、たしかコウモリは目が見えないはずでは……?

 

そんなコウモリは住宅街にも生息していて、民家をすみかとしていることが多く、意外と私たちの身近で生活をしています。、けれどもコウモリは人間に有害な病原菌を保有していることもあり、私たちの生活に悪影響を及ぼす危険もあるのです。今回はそんな、コウモリの視覚やコウモリの駆除についてもふれていきます。

 

 

コウモリの目の不思議?知りたかった謎を解決!

コウモリが夜になるとパタパタと上手に飛んでいる姿をよくみかけますが、コウモリは鳥類ではなく、哺乳類に分類されます。翼はありますが、羽根はありません。「飛膜」といわれる翼を筋肉の動きでうごかし、飛んでいるのです。そして、よくいわれているのが、コウモリは目がみえていないことです。でも、上手に飛んでいるし、本当はみえているのでは!?

 

目が見えるコウモリ、見えないコウモリ……

コウモリにはたくさんの種類があり、じつは、目が見えているコウモリと見えていないコウモリがいるのです。現在発見されているそれぞれの代表的な種類を紹介します。

 

まず、目が見えていると言われているのが【オオコウモリ】です。コウモリは夜行性のイメージが強いのですが、このオオコウモリは昼行性で、普通のコウモリよりも大きいのが特徴です。日本では小笠原諸島などに生息しています。

 

そして、目が見えない種類のコウモリは、小さなコウモリ【アブラコウモリ】です。日本の住宅街でよく飛んでいるのを、よくみかけられるコウモリです。では、なぜ目が見えないのに上手に飛べるのか不思議ですよね。この不思議については、後章で詳しくお伝えします。

 

コウモリにはさまざまな種類がある

コウモリにはたくさんの種類がありますが、コウモリは哺乳類の動物で、世界には約1,300種ものコウモリがいると言われています。

 

大きさもさまざまで、小さいものは3cmで、大きいものでは、40cmものコウモリがいるようです。その中でも、日本に生息しているのが35種ほどで、身近に生息しているのが、先述でもお伝えした、「アブラコウモリ」です。

 

日本の固有種で、このコウモリは体長も小さく、民家の屋根裏や天戸などのわずかな隙間を狙い、すみかとします。しかも、コウモリは繁殖能力が高いので、住み着かれた家でどんどん繁殖します。結果、住み着かれた家では大量の糞などの被害がおきます。

 

始めにお伝えしたように、コウモリは有害な病原菌を保有しているので、人間に健康被害を及ぼすおそれがあり、大変危険です。

 

日本にいるコウモリの目は見えてる?

日本に生息している多くのコウモリは【アブラコウモリ】ですので、私たちが目にするコウモリはほぼ目はみえていません。しかしコウモリは超音波を使って行動しています。獲物を捕獲するときや、物との距離感なども超音波で把握しているので、視覚に頼ることはないようです。

 

コウモリはなぜ方角を間違えない?コウモリに秘められた能力とは……

 

ではなぜ、コウモリは目が見えないのにすみかに帰ることができるのでしょうか?

 

夜行性のコウモリは目が弱い

夜行性のコウモリは昼行性のコウモリに比べ、はるかに視力がないと言われています。しかし、まったく見えていないわけではなく、夜行性なので暗い中、行動するため視力が必要性を感じなくなり、弱くなっていったようです。

 

コウモリの目にはどんな役割が?

では、コウモリの目にはどんな役割があるのでしょうか?じつはアブラコウモリコウモリは目がみえなくとも、光を感じることはできるのです。それを使い太陽の位置を把握し、すみかの場所を特定していると考えられています。

 

コウモリは超音波に敏感

コウモリには、「反響定位」「エコロケーション」といわれる機能が備わっています。放った超音波が反響することにより、障害物や危険がないかを察知しているため、コウモリは超音波に敏感であるようです。

 

コウモリ駆除には超音波という方法も!

繰り返しお伝えしますが、コウモリには人間の生活に害を及ぼす、有害な病原菌を保有しているため、ご自宅にコウモリが住みついてしまった場合は、すぐに駆除をすることをおすすめします。

 

コウモリ駆除には、さまざまな駆除グッズや対策がありますが、コウモリは目が見えなく、超音波で行動することから、自身で発する超音波を逆手にとり、超音波で撃退する方法もあります。ホームセンターなどでも、超音波発生器や超音波CDなどがあり、試しに使ってみるのもよいかと思います。しかし、超音波は一時的にしかきかないともいわれていて、長期的な効果はあまり期待できないかもしれません。

 

コウモリの駆除は自力で行うのが難しく、コウモリの悩みが改善されないようであれば、コウモリ駆除を業者に依頼するのもひとつです。やはり、プロには深い知識と高い技術がありますので、駆除だけでなくこれ以上、被害を受けないように対策もしてもらえるので、安心ですね。

 

知っておくべき法律のこと……コウモリは自力の駆除が難しい?

イラスト

 

コウモリの駆除を自力でおこないたいとお考えのかたにお伝えしたいことがあります。人間の生活に害を及ぼす危険があるコウモリですが、じつは害虫を捕食するので「益獣」にくくられており、「鳥獣保護法」によって、無許可で捕獲・殺処分は禁じられているのです。なので、ご自身で捕獲・駆除しようとするなら、必ずお住まいの自治体に問い合わせる必要があります。

 

まとめ

今回は、コウモリの目が見えていないことや、駆除についてお話ししました。コウモリが害虫駆除にも役立っていることもわかりましたが、やはり、人間に有害な部分があるので、自宅に住み着いてしまうのは避けたいですね。

 

自分で駆除するのも、病原菌が怖いですし、法律が絡んでいることを知るとちゅうちょしてしまいます。なので、プロの力を借りるのがおすすめです。コウモリの駆除・対策を行ってくれる業者に依頼すると、安心感も得られますよね。

 

数多くある業者の中から、どの業者を選んでよいかわからないという方には、業者比較サイトをおすすめします。一度で数社から相見積もりをとることができ、内容や金額の平均も知ることができます。ご自身との希望や予算と見比べ、見合った業者に依頼することもできますので、ぜひ検討してみてください。

 

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