都会でみられる、アブラコウモリの生態

アブラコウモリの生態

アブラコウモリって?

アブラコウモリは、コウモリ亜目、ヒナコウモリ科の種です。シベリア東部からベトナムや台湾、そして日本に分布しています。

大きさは体長約38mmから60mm、体重は5gから11gです。
体は黒または灰色をしていて、翼の被膜部分は灰色、または明るい褐色をしています。

オスにいたっては他のコウモリと比べて陰茎が長いのが特徴です。

都会に多く生息するアブラコウモリ

アブラコウモリは人の少ない山間部などでは見られず、自然の洞窟などで観測されたという報告はほとんどないと言われています。日本では東京などの都会に多く生息していて、人の多い環境が好きなようです。

アブラコウモリは、その小さな体で様々な隙間に入り込むことができます。民家の壁の間や戸袋の中、天井裏など、私たちが目にすることが難しいような隙間を主な寝床とします。

どんな生活をしているの?

コウモリは基本的に夜行性で、アブラコウモリも例にもれず、昼間は寝床で休み、夕方から夜の間に活動します。

もっとも活発に飛び回るのは日没後2時間程度です。活動内容は餌の捕獲です。カやユスリカ、ヨコバイといった小さな昆虫類を餌として求めます。特にユスリカは、有機物量の多い河川で大量に発生するので、都市部では主な餌となっています。

餌となる昆虫がいるような、水の上、田畑や駐車場といった広い場所、また街灯の周りを飛び回り、飛んでいる昆虫を捕まえます。 アブラコウモリは冬眠をします。11月の中ごろから、比較的暖かい場所に数匹集まって冬を越します。春先3月下旬頃に目を覚まし、再び活動を開始します。

近年では温暖化の影響か、冬眠をしないコウモリも見られるようになりました。
活動が活発になるとコウモリによる害も増える可能性があります。

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