ご依頼前に必ず確認!コウモリ業者を選ぶポイント

ふんや尿によって建物を汚染したり、夜行性であるため、夜になると屋根裏などで騒音を立てたりするなど、人間の日常生活にさまざまな被害を与えるコウモリ。多くの方にとっては実態の掴めない生き物なのではないでしょうか。そのため、駆除の際にはどのような方法を採れば良いのか決められず、業者に依頼しようとしても料金の相場も分からないので、「詐欺や手抜き工事に遭ってしまうのではないか」と、どの駆除業者を選べば良いか迷っているというお悩みをお持ちの方も見受けられます。ここでは業者が行う施工方法から、良い業者の施工ポイントについてご説明いたします。

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目次

業者による駆除手順と確認ポイント

お客様に安心してご依頼いただくために、業者によるコウモリ駆除はきちんと手順を踏んで行なわれます。その手順を事前に知っておくことで依頼前に確認すべきポイントが分かり、信頼できる業者かどうかについても把握することが可能になります。口コミによる評判や紹介などを利用することもひとつの方法ですが、それらと併せて、ご自身の基準となるポイントを理解しておくことも業者選定の際には大切なことになるでしょう。

STEP
現地調査

お客様からのお電話など、お問い合わせ窓口でお伺いした被害場所を中心に、被害に遭った建物だけでなく、その周辺についてもくまなく調査します。侵入口の特定と同時に、把握できるようであれば生息数などについても確認します。

確認ポイント
  • 対応エリアの範囲に入っているかどうか
  • 調査の際、直接現地を訪問するかどうか
  • 現地調査を見積り前に行なうかどうか

実際に現地を調査してからでないと適切な駆除方法は決められないため、施工代金を適正金額で出してもらうには、見積りを提示して駆除の料金を決定する前に、調査を行なうことが重要です。

STEP
見積り方法の決定

現地調査で診断した状況の結果を踏まえたうえで施工計画を立てて駆除方法を決定し、それらに実際にかかる駆除費用の見積りを提案します。方法の詳細についても、ご希望があればこの段階で説明対応を行ないます。

確認ポイント
価格の内訳はどのようになっているのか

高所での作業になる際には足場を組む場合もあるので、その際の値段も含まれているかなどについても確認すると良いでしょう。

不安点や疑問点などを解消

駆除方法に関する不安点や、そのほか要望などがあれば、この見積りの段階で相談し、解消しておくことが大切です。

STEP
駆除(追い出し)

生息場所にスプレーなどによる忌避剤をかけ、コウモリを巣から追い出します。伝染病の病原菌やダニなどを保有している場合があるので、コウモリが活動を行なっていた場所やふん尿があった場所を清掃するとともに消毒を行ないます。

確認ポイント
  • 生息場所が何処になっているのか
  • 不安な方は、使用する薬剤の安全性などについても確認
STEP
駆除(侵入口塞ぎ)

生息場所の消毒作業の終了後、侵入口となっていた箇所を金網やパテなどを用いて塞ぎます。再度寄せ付けないようにするため、穴を塞ぐ前に忌避剤による予防処置を行なうこともあります。施工終了後の確認で必要があれば、再度清掃や消毒を行ないます。

確認ポイント
  • 施工が必要な穴は全部塞がれているか
  • 今後コウモリが侵入してくる可能性がある場所は何処か

コウモリ駆除にはアフターケアが不可欠!

コウモリの侵入が可能である穴は、一般のお住まいでは平均約30箇所あると言われています。例え業者によるコウモリ駆除でその全ての穴を塞いだとしても、建物の経年劣化により新たに穴が開いてしまう場合があるので、駆除後の保証をする、アフターケアやフォローは必要不可欠なものになります。 業者によってその詳細は異なりますが、定期点検や維持管理を行なったり、再発の場合の駆除対応を行なったりするなどさまざまな内容のものがありますので、コウモリ駆除のヘルプとなってくれるようなご自身のご希望に合う業者を探すようにしましょう。

コウモリ駆除を業者に依頼するべき理由とは

コウモリ駆除のための忌避剤や撃退器は市販されており、どなたでも購入することは可能です。そのため、コウモリ駆除のプロではない、素人の方でも駆除出来ると思われるかもしれませんが、知識や経験がない場合は失敗することも多く、コウモリ駆除はコウモリ駆除のプロへの依頼が最善の方法であるといえるでしょう。

侵入経路の特定が困難

一般の方であっても、ふんや尿などを手がかりとしてコウモリの生息場所を予測することは可能ですが、コウモリは自身の体より小さい1 ~ 2cm ほどの僅かな隙間からでも侵入出来るため、思いもよらない場所が侵入口となっている場合があります。しかしながら、コウモリ駆除の熟練技術者や業者、これまで培ってきた事例による経験と実績から見つけにくい場所であっても特定が可能です。必ずしも資格を有している必要はありませんが、「防除作業監督者」という資格もその目安となります。

衛生面・安全面での懸念

前述したとおり、コウモリは病原菌を媒介し、さまざまな雑菌を保有しているため、生息箇所での駆除施工を行なうためには、確実な消毒作業を行なうことが必ず必要です。また、屋根裏など建物の高所での作業が多くなるので、駆除には危険も伴います。このように、衛生面や安全面についても万全の対策を採るためには、やはり業者利用が良い方法になります。

再発防止

コウモリ駆除は基本的に生きたまま巣から追い出すという方法を採用しているためにご自身での駆除では適切な方法でないことも多いことから、再発の可能性が高くなってしまいます。業者による駆除方法は、そのような再発も十分に計算したうえで行なうので、再発率は業者利用のほうが低くなるということがいえます。

まとめ

コウモリは繁殖力が高いため、その被害を発見したら至急駆除作業を行なうことが非常に大切です。駆除業者であれば、調査から実際の駆除作業までスムーズに行なうため、その解決もスピーディーなものになります。コウモリにお悩みの方はぜひご相談ください。

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